GeForce RTX 5080をアンダーボルト+オーバークロックしてみた

PCケース内のRTX 5080

先日、購入したRTX 5080ですが1週間ほど使って初期不良が無いようなので設定を詰めてみました。具体的にはMSI Afterburnerを使用してアンダーボルトとオーバークロックをしました。そもそもがOverclockedモデルなので伸び代が結構ありそうと期待していましたがどうなったでしょうか。続きから詳細へどうぞ。

PCの構成

構成自体は先日の表から変更無しですので、そちらをご覧ください。ざっくり書くとRyzen 7 9800X3D, DDR5 64GB, RTX 5080です。

アンダーボルトとオーバークロックの設定

MSI AfterburnerのCurve Editorを使って設定を行っていました。後述の3DMark Time Spyを完走出来る設定を試行錯誤したところ、925mV 3000MHzで安定したのでそれを採用しています。加えてMemory Clockを+1500してあります。

書くまでもないことかと思いますが、上記はあくまで参考値です。アンダーボルトやオーバークロックの設定変更は自己責任でお願いします。

ベンチマーク

3DMark Time Spy

オーバークロック後デフォルト設定
オーバークロックしたRTX 5080での3DMark Time Spyの結果デフォルト設定のRTX 5080での3DMark Time Spyの結果

最初に3DMarkのデモ版で利用出来るTime Spyシナリオでベンチマークを取りました。割とあちこちの性能比較サイトで見かけるベンチマークですね。約4%ほどスコアが増加しました。クロック数は10%くらい上げているので、その割に上がり幅は少ないです。

ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク

オーバークロック後デフォルト設定
オーバークロックしたRTX 5080でのFF14黄金のレガシーベンチマークの結果デフォルト設定のRTX 5080でのFF14黄金のレガシーベンチマークの結果

次は黄金のレガシー ベンチマークを最高画質設定で実行しました。こちらは約6%のスコア増加でした。有意な差ではあるもののクロック増加の10%には届かないものなんですね。

Monster Hunter Wilds Benchmark

オーバークロック後デフォルト設定
オーバークロックしたRTX 5080でのMHWildsベンチマークの結果デフォルト設定のRTX 5080でのMHWildsベンチマークの結果

最後にMonster Hunter Wildsベンチマークの結果です。画質設定はプリセット「高」です。約10%のスコア増加が認められました。このベンチマークではクロック増加を大体反映しています。ソフトの作りで変わってくるもんなんだなぁと。今一番遊んでいるタイトルはモンハンワイルズなのでチューニングが効くのは嬉しいポイントです。

オーバークロック後デフォルト設定
オーバークロックしたRTX 5080でのMHWildsベンチマーク(最高設定)の結果デフォルト設定のRTX 5080でのMHWildsベンチマーク(最高設定)の結果

前回、参考記録として画質設定プリセット「ウルトラ」+フレーム生成「ON」+アップスケーリングモード「NVIDIA DLAA」+レイトレーシング「高」という恐らく一番重たい設定で回したものでも比較してみます。こちらでは約11%のスコア増加が見られました。ワイルズベンチマークはクロック増加の影響を受けやすいソフトなのかも知れないですね。


まとめ

以上、アンダーボルト+オーバークロックの前後でのベンチマーク比較でした。ベンチマークソフトごとに差はあるものの、しっかりスコアが上がったので良かったです。あとは不安定が発生しないか見守りながらの運用になりますね。性能を絞り出すのは好きですが、不安定になっては元も子もないのでそこは気をつけたいところです。こんな感じで、より良い環境を整えてワイルズを遊んでいきますよ。

それでは。