新しいPCを組み立てた件

新しいPCのパーツの山

新しいPCを組もうと言い出して2年近く経ったんですけど、ようやく重い腰を上げてパーツを買ってきて組み立てとセットアップをしたわけです。久々のメインPC更新なのでいろいろありました。なので、記事にして残しておくことにします。

旧PCと新PCの構成

記録を遡ってみると旧PCを組んだのが2013年10月14日だったので実に8年以上使ったことになりますね。実のところ、この旧PCは今でもスペックや動作的には特に問題はなく使用できていました。が、いかんせんサポートが2020年1月に切れたWindows7を使っていたため、あまり大きな声でPCのことを話せなかったわけですね。その上でいくつかのソフトのWindows7サポートも切れかけたり切れたりしていました。流石にソフトが使えなくなってしまったら困ってしまうので本当に重い腰を上げたという話でした。

では、以下に旧PCと新PCの大体の構成をまとめます。

旧PC 新PC
OS Windows7 Home Premium Windows10 Home
CPU Intel Core i5 4570 AMD Ryzen 5 3600
マザーボード ASUS H87-PLUS ASRock B550 Phantom Gaming 4
メモリ DDR3-1600 4GB×4 DDR4-3200 8GB×2
システムストレージ PLEXTOR PX-128M5Pro Seagate FireCuda 510 SSD
グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX 650 Ti NVIDIA GeForce GTX 1650
サウンドカード Audiotrak PRODIGY 7.1 XT ASUS Xonar AE

旧PCのCPUが第4世代のCoreシリーズなのが時の流れを感じさせます。他は字面からはあまり伝わらない変化であるように思われます。なのでベンチマークを取っていくわけです。


ベンチマーク

CrystalDiskMark

まずはシステムストレージの速度をチェックします。ベンチマークソフトはCrystalDiskMarkです。

旧PCのシステムストレージの速度
新PCのシステムストレージの速度

もちろん先が旧PCで、後が新PCのベンチマークです。場所に拠りますけど最大6倍以上速くなっているのは買い換えた甲斐があるというものです。容量もある程度あるのでランダムアクセスが多めなブログの生成システムをシステムストレージに置いたりしていて、なかなか快適な感じです。

PassMark PerformanceTest

お次はシステム全体の性能をチェックします。ベンチマークソフトはPerformanceTestです。

旧PCの総合性能
新PCの総合性能

もちろん先が旧PCで、後が新PCのベンチマークです。ものスゴく評価が上がってて笑いました。そりゃ8年も経てば性能は上がるってことですね。

FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク キャラクター編

Twitterに旧PCのスコアが残っていたので新PCでも回してみました。最高画質に1920x1200のフルスクリーンという設定です。

旧PC 新PC
5054 13315

これもかなりスコアが上がっています。そんなに強いグラフィックボードを積んだわけではないですけど、ある程度3Dゲームも動くのが分かって良かったです。

ベンチマークのまとめ

とりあえず、性能は向上しているのがよく分かりました。また何年か使っていくので快適に過ごせそうで良かったです。

実は他にも取りたかったベンチマークはあったんですけど、Windows7に対応してないソフトが多くて断念しました。同じソフトでベンチマーク取れないと比較できないですからね…。


トラブルに遭ったポイント

組み立て自体は特に問題なく終わったのですがWindows10のインストール、及びソフトのセットアップでいくつかトラブルがあったので備忘のために記事にしておきます。

SSDとHDD

当然のやり方としてDVDからシステムストレージのSSDにWindows10をインストールしたわけですね。そうすると繋いであったHDDにMBRを書き込んでしまい、そのHDDをGPT形式でフォーマットすることができなくなってしまいました。つまり、MBR+2TB+2TBに分かれたストレージになってしまったのですね。

それは困るということでHDDを取り外してSSDのみで構成されるPCにWindows10をインストールしました。そうすることで当然HDDに起動情報を書き込むことはなくなったのでWindows10インストール後にHDDを繋ぎなおしたら無事GPT形式でフォーマットすることができました。

Sonic Studio

Sonic StudioはXonar AEの制御用ソフトウェアです。こいつの初期設定が曲者で再生側にCompressorやReverbなどのいくつかのエフェクトがかかっています。また録音側にもNoise Gateなどのエフェクトがかかっていて気づくまでまともな音声を入力することができませんでした。

基本的にそういうエフェクトは要らないんで全部Offにしたプリセットを作りました。

MacTypeとGit Bash

いろいろソフトをセットアップした後で気づいたんですけどGit Bashがアクセス権限が無いよ!っていうエラーを吐くようになっていました。なんだこれは、と再インストールやらなんやらいろいろ試した結果としてMacTypeと相性が悪いことが分かりました。

これはGit Bashを除外設定してもダメで、MacTypeの常駐方法をMacTrayロードの互換性重視モードにしたら正常な動作になりました。


まとめ

長くなってきたのでここらで一旦締めます。また後日にでもインストールしたソフトやら設定を列挙する予定です。意外と多くのソフトを入れてたんだなーと思ったので、また長めの記事になりそうです。

それでは。